「今月の検定、見取り算はいい感じなんですが・・・」
先生からそう言われたとき、「え?見取り算ってなに??」とドキッとしました(笑)。
こどもたちが一生懸命やってるのに、ごめん、母ぜんぜん知らなくて…、完全に勉強不足でした。
でもそろばんって、「見取り算」以外にも専門用語が結構たくさんあるんですよね。
こどもがそろばんを習い始めると、こどもや先生との会話の中で
「見取り算」「伝票算」「暗算」といった聞き慣れない言葉が次々に出てきます。
「今日は見取り算頑張ったよ!」と言われた時に、
「え?見取り算って何それ??」となって、こどもにガッカリされないように
今日は、そろばん教室やそろばん検定でよく出てくる
そろばん種目の名前を、ママ目線でひとつずつ整理、解説します。
そろばんには「珠算」と「暗算」の2種類がある!
そろばん検定は、「珠算(しゅざん)」と「暗算(あんざん)」の2つに分かれています。
珠算は、そろばんという道具を実際に使って答えを出す検定です。
一方の暗算は、そろばんを使わず頭の中だけで計算する検定。
同じ「足す・引く・かける・割る」をやるのですが、
そろばんを使うかどうかでまったく別の検定試験になります。
基本的には「暗算」の方が級の進みが早く、
「珠算」の方が級の進みが遅かったです。
そろばん珠算は3種目【見取り算、かけ算、割り算】
見取り算とは?
見取り算は、縦に並んだ複数の数字を、足したり引いたりする問題です。
そろばんの検定の中でも基本中の基本といえる種目で、
珠算暗算問わずほぼすべての級で出題されます。
「見取り」という名前は、並んだ数字をパッと見て、そのまま処理していくイメージから来ているようです。
プラスの数字とマイナスの数字(引き算)が混ざって出題されることも多く、
級が上がるにつれて数字の個数(口数)と桁数がどんどん増えていきます。
ちなみに全珠連では、正式には「見取算(みとりざん)」という漢字表記が使われています。
「みとりざん」「みとりさん」、読み方はどちらも使われているようです。
[画像挿入:実際の見取り算プリント] キャプション案:「うちにある見取り算のプリント、まさにこれです」
かけ算・わり算は?
見取り算と並んで珠算検定の基本となるのが、かけ算とわり算です。
『え?そろばんでかけ算やわり算ってどうやってやるの??』とびっくりして、
小2でそろばんを始めたわが子にやり方を教えてもらった思い出があります(笑)。
そろばんのかけ算(乗算(じょうざん))には
「両置き」「片落とし」「両落とし」など独特の計算方法があって、
実は教室や先生によってやり方が違うそうです。
以前まなぶてらす
の先生にオンラインで受講相談したとき、
「今の教室ではどのやり方を習っていますか?」
とわざわざ子どもに確認してくれていて、
その時はじめて「え?そろばんのかけ算ってそんなにいろんな方法があるんだ!」と始めて知りました笑。
詳しい違いは知りたい方は、まなぶてらすさんの解説記事がとても分かりやすかったのでご紹介します。
珠算検定では、かけ算は8級から出題が始まり、
1級まで級が上がるたびに桁数が伸びていきます。
3級からは少数点入りの計算も入ってくるとまた難易度が上がります。
わり算(除算)も、かけ算と同じく8級から出題が始まり、
1級まで級が上がるたびに桁数が伸びていきます。
わり算は、6級で割り切れない数字(余り)が出てくるころが最初の関門になります。
「還元(かんげん)」という方法を使うらしいのですが、ここでつまずく子が多いようです。
下の子がいま8級なので、
6級で「あまり」がでてきてつまづくって覚えておこう…
ちなみに「九九」ができないと、
そろばんのかけ算割り算もできないので、
「九九」はそろばんで小学校より早めに習いました!
伝票算とは?
伝票算は、伝票を1枚ずつめくりながら計算していく種目です。
見取り算が紙に印刷された数字を縦に見ていくのに対して、
伝票算は1枚めくるたびに次の数字が出てくるので、リズムとスピードがより重要になります。
ここで知っておいていただきたいのが、伝票算は全珠連の検定にしかない種目だということ。
日珠連(日商)の検定にはこの種目がなく、
実は過去には日珠連にも伝票算があったのですが、今は廃止されています。
ちなみにうちの子は、「伝票算」かっこいい!はやくやりたい!」と思ってたみたいで、
早く3級受けたい!(伝票算の練習したい)って言ってました笑。
実は、実際に伝票算の練習できる級になっても
ほかの科目に時間がかかるので、
選択種目の「伝票算」だけ練習する時間ってほぼなかったので残念そうです。
大人からしたら、「伝票算とか、いまさらやる必要ないじゃん」とか思ってしまうんですが、
うちの場合は「伝票算」のおかげで、娘のモチベが上がったので、
「伝票算無くてもいい」とか一概に言えないものですね。
そろばん暗算は3種目【見取り暗算、かけ暗算、割り暗算】
暗算は、そろばんを使わず頭の中だけで計算する種目です。
「頭の中にそろばんを思い浮かべて、それを弾く」という感覚で計算していると聞いて、最初は驚きました。
暗算にも、珠算と同じように「乗暗算(かけ暗算)」「除暗算(わり暗算)」「見取暗算」という種目があります。
つまり珠算でやっていることを、頭の中だけでやるイメージです。
同じ級でも、珠算よりも桁数が少ない&そろばん出してこなくてもできる
という理由で、こどもは「暗算」の方が好きです。級も常に暗算の方が早く合格しました。
(2級くらいになると同じになる)
最近は「フラッシュ暗算」という、画面に表示される数字を瞬時に読み取って計算する練習法も人気ですよね。検定の種目とは少し性質が違うので、こちらはまた別の記事でじっくりご紹介しようと思います。
珠算とは別に、暗算だけを単独で受験することもできます。
こどもによって、今月は「暗算の3級」とか、
「暗算5級」と「珠算3級」を両方受ける(別日)
という月もありました。(うちは全珠連)
毎回教室でそれぞれの級のプリントをしながら、
そろそろこの級が受かりそうだな…と先生が感じたら、
「来月、暗算の○級受けてみようか?」
と子ども(または親)に打診があり、親が申込書を書いて申込→受験
という感じの流れです。
※私の子が通う教室では、試験の締め切りが前月末なので受験料は毎月の月謝とまとめて支払いです。
ちなみに「読み上げ算」とは?
公式な検定種目ではないのですが「読み上げ算」というものもあります。
「願いましては…」と先生が読み上げる数字を聞きながら
こどもたちがそろばんを弾く、あの独特の掛け声のやつです。
授業の最後に時間があればクラス全体でやることが多く、子どもたちに人気の練習のひとつ。
ただ、人数が多いクラスや小さい子が多いクラスだと時間が取れないこともあって、
うちの子も、できるだけ先生に読み上げ算してもらえそうなクラスに変更したり
「お母さん、読み上げ算の本買ってお母さんが読んで!」と言われたりしたものです笑。
読み上げ算アプリとかもあるんですが、
やっぱり教室であの緊張感のある雰囲気でやる方が集中力も違いますね。
大会では正式な競技で花形種目なので
大会出場前にはうちの子もよく練習しています。
教室でも上級者になると信じられない桁数(億とか…)を耳で聞くだけで正解していく…
下の子からするともうヒーローですよね(笑)。
先生に言われたとき「あれ?」とならないためのメモ
専門用語が並ぶとなんだか難しく感じますが、
先生から言われたとき「え?それなんだっけ?」とならないよう、私なりにかみ砕いてメモしておきます。
- 見取り算→「縦に並んだ数字をまとめて計算するやつ」
- 伝票算→「カードをめくりながら計算するやつ」
- かけ算・わり算→「そろばんでやる九九と割り算」
- 暗算→「そろばんを使わないやつ」
- 読み上げ算→「願いましては…」ではじまる
\無料相談でモヤモヤ解決できました!/


